どうも。毎月1日は自分太熊がブログを担当させていただいてましたが今回で最後になります。
長いようで短かったような14年間でしたね。
まず東京に出て来たのも普通に就職するためであって力士になるためではなかった訳で、まさか自分が力士になるなんて考えもしませんでしたから。
本当にたまたまと言うかわからないですがこんな人生もあるんだなぁと思いました。
実際自分みたいな感じで入門する方は少ないと思います。でもこの入門の仕方も悪くないかなぁと最近は思ったりしたりしています。
あとは入門するときに一人じゃなかったのも良かったですね。無口な前大将と皆さんご存知ちゃんこ長の櫻が自分の同期なんです。ちなみに三人とも年齢はバラバラで入りました。
そんな自分達同期で一番若い前大将も今年で30歳になるんだから相撲界に長い間お世話になっているのを改めて感じております。
ここまで生きて来て自分が力士をやらせていただいたのが1番の出来事なんじゃないですかね?
それでなくては親方や女将さん、部屋の力士や裏方さん、部屋の関係者の方々と知り合えなかったわけですから。ものすごく感謝しております。
しかしまだ9月場所が残っているのでまだまだ集中していかないといけませんね。
あと残り1ヶ月ないですが最後まで自分なりにやっていきたいと思います。
まだ終わってないですが、皆さん長い間お世話になりました。力士ではなくなりますがこれからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
部屋はこれからもっと強い力士が出てくるので部屋の応援もよろしくお願いいたします。
九月場所勝って最後を迎えて。
けがせずに
涙が出そうになりました(>_<)
本当にいろんな想いが伝わってきました
最後の場所、勝ち越しで飾ってください!
あと私などが毎日コメントしてすいません
milkさんはお元気かな??
いつも落ち着いている雰囲気の太熊さん!最後の場所なら悔いのない相撲を取ってください。ベストして最後の土俵を飾ってくださいね。千秋楽の会でお会いしましょう。
太熊さん、14年間の力士生活お疲れ様でした。図らずも力士になるなんて、なかなかない人生の歩みでしたが、かけがえのない宝のような人間関係が与えられ感謝でしたね。次に始まる新たな人生の季節もきっと豊かになることでしょう。太熊さんに祝福あれ!
淡々と冷静に最後の場所勤める覚悟というか、この方もまた力士であり、武士もののふとでもいいましょうかね?
高田川部屋のおすもうさんは皆さんどこか武骨で男~って感じで。きっと辛いことも多いだろうな~。なんとなく昔の黒澤映画の「用心棒」や、
「椿三十郎」とかに出てくるような雰囲気ですね(知ってるかな~?)太熊さんの風貌もそんな感じです。最後の場所、お体に気をつけて頑張ってください。応援してます。
有終の美。最後は勝ち越して終えましょう。
吉田松陰は「身は失っても死にはしない人達の仲間入りする事が出来るならばこの上もない福というもの」(死んで肉体は滅んでも生き様は魂として人々の心に残り後世に語り継がれるような偉人の仲間入りが出来るのならばこの上もない名誉であり幸福だ)と語っております。部屋が存続する限り高田川部屋に染み込んだ14年間の血と汗と涙は力士・太熊張の生きた証として先人達と共に部屋を見守っていくでしょう。上杉謙信も「極楽も地獄も先は有明の、月の心に懸かる雲なし」(死んだ行き先が極楽であろうと地獄であろうと今の自分は雲一つない夜空の月のように心が晴れやかである)と詠んでいます。勝てば極楽負ければ地獄の力士人生もこれが最後の一場所、心晴れやかに挑みましょう。