大神風です。

大神風です。

今場所は今日取組が終わって3ー4で負け越しました。
また自分の相撲を見直して頑張ります。

さて、今回は部屋を応援してくださっている I 様より
リクエストを頂きましたので、相撲界の階級による服装、
処遇についての違いを説明したいと思います。

まず服装について。解りやすく画像も載せます。
力士はまず入門したら前相撲を取り、
序ノ口から番付に載り相撲人生をスタートします。
序ノ口、序二段の服装は一緒であり、
着物にポリエステルの帯、足袋に下駄です。
ちなみに補足ですが11月・1月・3月の各場所は着物。
5月・7月・9月の各場所は浴衣に衣替えします。

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三段目に昇進すると
下駄からエナメルの雪駄を履くことができます。
さらに公式の場では着物に羽織を羽織ることもできます。
まず入門すると、この雪駄を履くことが目標になるわけです。

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幕下に昇進すると献上柄の博多帯を締めれるようになり、
外套というコートを着れます。
さらに番傘、マフラーを着用できるのも幕下からです。
(協会公式資料より)

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ここまでの序ノ口~幕下までを正式には力士養成員、
いわゆる若い衆と呼び 一人前の力士とは認められません。
よって月給を支給されません。
若い衆は稽古廻しと本場所の廻しは一緒で、木綿の黒い廻しです。

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そして十両に昇進すると関取と呼ばれ、
一人前の力士として認められ月給がもらえます。
服装では紋付き袴、畳みの雪駄の着用が認められ、
髷も大銀杏が結えます。
さらに関取は雨や雪の日などは下駄にカバーを着けて履きます。
場所入り時も羽織、袴を着用します。
関取は稽古廻しが木綿の白い廻し、本場所では絹の締め込みに変わり、
化粧廻しで土俵入りも出来るようになります。

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そして付け人という、若い衆が2、3人お世話をしてくれます。
補足ですが芸能界で付き人、相撲界では付け人と言います。
これは相撲界ではただの付いている人ではなく、
師匠が弟子を付けるから付け人。
つまり、師匠が弟子を関取に貸してあげているに
過ぎないからという意味があります。


幕内以上では夏場に自分の四股名が染め抜かれた着流し、
浴衣を着用できるようになります。
これはまた高田川部屋から幕内力士が誕生したら詳しく解説します。

今後も何かリクエストありましたらコメントください。

コメント / トラックバック5件

  1. とん太 より:

    今日あなたの相撲を見せてもらいました。
    色々教えてくださり、ありがとう。

  2. 藤田 より:

    場所お疲れ様でした。
    まずゆっくり休んで、来場所もまた頑張ってください。応援しています。

  3. かなこ より:

    とてもわかりやすい解説、ありがとうございました(*^-^*)
    目標をもって、皆さん頑張っているんですね
    応援しています♪(*^^)v

  4. sasa より:

    いつも部屋のみなさんのブログ、楽しみにしています(^^)
    特に大神風さんのブログはおもしろくて興味深く拝見しています。

    九州場所お疲れさまでした。
    12日目の大神風さんの土俵際での粘り腰、最高にかっこよかったです!

    今回のブログも、なるほど!とてもわかりやすかったです。
    ぜひ、付け人さんがどんな風に関取をサポートしているのかも知りたいです。

    来場所も応援しています!

  5. keyより より:

    こんにちは。たまたま神戸市関西スーパーに力士さんが買い物されていたのでびっくり?スーパーの人にききました。大神風さんですよ。とおしえてもらいました。神戸市からの力士さんがんばってね。ブログ分かり易いね。ありがとう。応援します。