この前のリオデジャネイロオリンピック柔道73キログラム級金メダリストの大野将平選手が部屋に来てくださいました!
自分とは同い年ということもあっていい刺激を受けました!
今場所もあとわずかですが最後まで頑張ります!
大神風です。
今日勝って勝ち越せました。これに満足せずに、更に頑張りたいと思います。
今回は前回の続きで四つ相撲同士が自分得意の型に持ち込むための前さばきについて。
まず、一くくりに四つ相撲と言っても何種類かあります。
自分から見て右腕を相手の脇の下に差し、左腕は外側から上手を取る。これが「右四つ」、この型が左右で真逆になるのが「左四つ」です。
さらに両腕共に相手の脇の下に差すのが「モロ差し」、対してモロ差しにされたのを両腕で外側から廻しを取るのが「外四つ」となります。
右でも左でも同じ四つを得意とする者同士が対戦することを「相四つ」、右と左と相対する者の対戦を「喧嘩四つ」と呼びます。
相四つの対戦では立ち合いから簡単にお互い得意の四つになる事が多いです。ここで勝敗を分けるのは、いかに上手を先に取れるか。上手を先に取れた方が有利に戦えます。あとは相四つの場合、地力の違いで勝負が決まりやすいですね。
喧嘩四つの対戦ではお互いが差したい方の腕を折り曲げ体につけ、ぶつけ合います。
これを「差し手争い」と言いますが、これを制した者が得意の四つに持ち込めます。
この差し手争いでいかに我慢出来るかが勝負です。自分の得意な差し手にするため、一旦組んでも巻きかえの応酬になります。
これがモロ差しになるとかなり有利になります。体が小さな人が大きな人に勝つ為には有効な型です。
ところが大きな人はこれを外四つで挟みつければ小さな人は身動き取れなくなります。ですからモロ差し、外四つは諸刃の剣なわけです。
今回も解りづらいですが、湘南乃海と暁に実演してもらいました。
次回は「おっつけ」について少し書きたいと思います。
秋場所十二日目の結果です。
前大将 ⚫ 3-3
太熊 ⚫ 3-3
暁 ⚪ 3-3
須磨ノ海 ⚫ 4-2☆
恵比寿丸 ⚫ 3-3
鶴乃湖 ⚫ 3-3
勝武士 ⚪ 4-2☆勝ち越し
大神風 ⚪ 4-2☆勝ち越し
湘南乃海 ⚪ 4-2☆勝ち越し
安芸乃山 ⚫ 2-4★負け越し
安芸乃川 ⚫ 4-2☆
輝 ⚫ 7ー5
十二日目成績・4勝8敗
通算成績・61勝59敗
十三日目の取組です。
前大将-一心龍
太熊-吉村
暁-田子ノ藤
大野城-碧海浜
安芸乃山-入江
竜電-若乃島
輝-臥牙丸