今場所はここまで1勝しか出来ていません。
考えに甘さがあり、また一からやり直したいと思います。
今回は前回の続きで'技'について。
相撲を時系列で考えれば、
立ち合いからスタートすることになります。
その立ち合いにも沢山の技があります。
1、頭からぶちかまし
2、両手から突っ張りにいく、両手突き
3、腕を胸に付けて相手の脇に差しにいく
4、張り手で横を向かしておいて差す、張り差し
5、肩と肘から相手を弾くように体当たりする、かちあげ
6、いきなり横に避ける、変化
などがあります。
1、2などは押していきたい、離れて距離を取りたいなどの
意図があり押し相撲が得意とする立ち合いです。
3、4、5などは組止めて四つに持ち込む時に使うことが多いです。
6は体格に恵まれない力士の奇襲です。
しかし四つ相撲でも頭から当たる場合もありますし、
かちあげてから突っ張る場合もあります。
自分得意の型にしたい、相手の得意にさせたくない為に
あの手この手で工夫して立ち合います。まさに相撲の見所ですね。
次回は得意の型にするための技、前さばきなどを書きたいと思います。
写真は右手を差しにいきながら受けて立つ横綱・双葉山の立ち合いです。