僕は先発隊で名古屋にいます。
今日で土俵も完成し、皆を受け入れる準備もあと少しです。
さて、今日は決まり手についてお話しようと思います。
皆さんは相撲の決まり手はいくつあるかご存知ですか?
決まり手の数はなんと82手もあります。
この82手を大きく分けたら
基本技(押し出し、寄り切りなど7手)、
投げ技(上手投げなど13手)、
掛け技(内掛け、外掛けなど18手)、
反り技(居ぞりなど6手)、
捻り技(突き落とし、とったりなど19手)、
特殊技(引き落とし、叩き込みなど19手)
と6種類に分類されます。
さらに勇み足や腰砕けなどの勝負結果が5手ありますので
正確には82+5手あるわけです。
調べたところ、大体ではありますが
力士1人が決めた事がある手は
1人平均18手前後といったところです。
ちなみに高田川部屋の力士の平均は約15手。
最小は湘南乃海で13手、最多は25手で私、
大神風でした。(笑)
決まり手はこんなにも沢山ありますが、
決まり手は勝負を決める時の最後の技です。
相撲には決まり手以外にも立ち合い時や、
自分有利な型にする為の多くの技があります。
次回はそうした細かな技について書きます。
こうした事がわかるともっと相撲を見るのが
楽しくなるかもしれませんね。
写真は今日出来たばかりの土俵です。