大神風です。 初場所はお陰様で5勝と勝ち越せました。 部屋全体の成績も良かった方だと思います。 三月大阪場所にむけてまた頑張っていきます。 ちょうど1ヶ月前のブログでたくさんの質問を頂きました。 ありがとうございます。 なかなか難しい質問もあったので、 少しずつお答えしていけたらと思います。 まず、一門と年寄名跡について。 コメント頂いた通り、 年寄名跡は保有する一門内で継承していくのが通例でした。 これは理事を決める理事選挙の時の票が他一門に 流れるのを阻止するためです。 実際に他一門から名跡を取得し、 所属部屋や所属一門から破門された例もあります。 この背景には昭和36年より施行された 65歳定年退職制度が関係あると考えられます。 36年以前は定年退職制度がなく、 終身有効であった事から後継者の決定に余裕がありました。 しかし36年以降、定年退職制度から 後継者を決めるタイムリミットが出来たことから 後継者を求めて一門外にも奔走する傾向があるのです。 この事から一門の結び付きも古く昔より薄れてしまっていると考えられます。 現在でも出来るだけ一門内で継承していくのが好ましいのですが、 とらわれ過ぎないという考え方だと思います。 残りの質問も解る範囲で答えていきたいと思います。 写真は最近好調な恵比寿丸です。