2015年12月4日 のアーカイブ

大神風です。

2015年12月4日 金曜日
今回は二所一門の系譜、阿佐ヶ谷系の二子山部屋から
独立した部屋について2回に分けて説明します。

前回書いたように横綱・初代若乃花の二子山部屋からは
多くの関取が誕生しました。
その中から6人の関取が分家独立し、部屋を構えます。

まず横綱・隆の里の鳴戸部屋。

鳴戸親方は猛稽古と現役時代に取り組んだウエイトトレーニングなどで
大関・稀勢の里
関脇・若の里、隆乃若
小結・高安
前頭・力櫻、隆の鶴、隆の山
を育てます。

鳴戸親方は稀勢の里が大関昇進を前にして死去。
現在は隆の鶴が田子ノ浦部屋として継承しています。

小結・二子岳は荒磯部屋を創立。
関取は育てる事が出来ずに、荒磯親方が定年をむかえ花籠部屋と合併し、
荒磯部屋からの弟子である荒鷲が関取になりました。

関脇・太寿山の花籠部屋は
前頭・光龍、
荒磯部屋からの弟子で十両・荒鷲を育てますが、
部屋を閉鎖。峰崎部屋と合併し、荒鷲は前頭まで昇進しました。

残りの3部屋は次回に。

現在、僕は輝関の付け人として冬巡業に参加しています。
巡業で色んな力士と稽古して、
また色んなアドバイスや意見を聞けるのは本当に勉強になります。

写真は仕度部屋の輝関と勘太夫さんです。

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