大神風です。
今場所は2連敗からスタートしましたが
3連勝できて現在3勝2敗です。
2連敗してしっかり自分の相撲を見つめ直さなければと思い、
まだまだですが何とか3連勝できました。
残りもしっかり勝ちたいと思います。
今回から高田川部屋の関取衆を紹介したいと思います。
今回は若者頭の十両2枚目・前進山 良太について。
前進山は昭和41年4月22日に神奈川県横浜市で生まれます。
名門の横浜高校・野球部に所属していましたが、
高校1年で中退。高田川部屋に入門します。
57年11月に初土俵。現在の式守勘太夫に「どんどん前に攻めるように」と
前進山と名付けられ、順調に幕下まで出世します。
しかし、三段目に落ちた場所で左膝に大怪我を負います。
その大怪我から不屈の闘志で見事復活。
平成元年3月に幕下優勝を果たして翌5月に待望の新十両昇進。
その後2場所で幕下に陥落し2年間幕下に停滞しますが、
平成3年9月に西幕下9枚目の6勝1敗で再十両を果たします。
この昇進は全勝以外の昇進で最も下位からの昇進として
長い間記録が残りました。(現在は塗り替えられています。)
その後は鋭い立合いからの突き押し、
絶妙のタイミングでの叩き引きで十両に定着。
十両2枚目まで番付を上げ、入幕も期待されましたが、
平成11年9月を最後に現役を引退。
十両在位37場所は最高位が十両の力士の中で3位の記録です。
引退後は若者頭として協会に残り、
現在も部屋の力士を指導しています。
次回は小結・前乃臻関を紹介します。